2009/10/15 (Thu) メイキングのよーなもの （１）

つい先日、テスタメントさまよりご依頼いただいたイラストで、メイキングっぽいものでもつくろうかとちょこちょこスクリーンプリントしてました。


なぜ依頼絵で、といわれるととくに理由はなく、ちょうどメイキング作ってみたいなと思ってたときにご依頼いただいたというだけです（おーい

あと、ちょっと目つきの悪い少年という非常に書きやすい題材であったというのも理由の一つです笑



というわけで、お先に小説紹介。



「魔法少女リリカルなのはSTS,EX」　テスタメント様

【あらすじ】
機動６課が解散して半年。久しぶりに皆で集まる事になった。楽しい時間は過ぎていく。だが、見えない所で動乱はゆっくりと元機動６課メンバーに近づいていた。そして、とある少女はとある少年に出会う。ひどく、不器用な少年に。

※「魔法少女リリカルなのは」のファンフィクションです


イラスト描いてる本人は、原作を全く知りません（・ω・｀）

なので、小説もほんのさわり程度しか読まずに、依頼文から想像して描いてます。




というわけで、

色塗りがほとんどバケツ塗りという自分のメイキングはおそらく、紙芝居状態になると思いますが（・ω・｀）


はじまり、はじまり～












１．まず、なんか人間の体っぽいものを描きます。
　　人体の構造がよくわかんないので、五体満足ならいいです（えー？！
　　女性と少年の場合、まだ体の凹凸もほとんどなくて、どっちにもできる感じになってます。
　　どう描いていいかわかんないポーズは、他の方のイラストを見たりして描くこともあります。

２．次に、服を着せます。
　　この時に、女の子だったらそれらしく、少年はそのまま着せます。
　　今回は少年なのでそのまま。
　　ついでに、なんとなく不自然なところをそれっぽく修正。
　　足が短すぎてカッコ悪かったり、腕の長さを調節したり。

３．剣とか描いてみたり、いろいろ考えてみたり。

４．ここでようやく依頼文を読み直して、修正を加えます。
　・ちょっとつり目気味　（←抜けてた
　・髪の長さ　（←長すぎた
　・剣の方向　（←画面に収まりが悪い。そしてポーズと合わない

５．簡単に色付けしてみる。
　　依頼人に確認するラフ段階。
　　自分の中での色の確認も兼ねてます。
　　この時点で30分くらい。

――　いったん依頼主に確認










６．依頼者の修正してほしい点を反映して、簡単に書き直す。
　・剣を機械的なデザインに
　・腰にチェーン
　　ラフ段階終了。


７．剣を線画にします。
　　直線ツールを用いたり、反転させてくっつけたり、整形したり、必死です。

８．塗れました。
　　（いろいろ飛ばした）

９．人間の線画を描きます。
　　今回は、ラフの上に一枚レイヤーを貼って上から描きこみました。
　　普段はラフを消し消ししながら同じレイヤーにちょっとずつ本書きしていきます（時間かかる





さて、今日はここまでにしましょうか。


次回は色塗りに入りますよ