2008/11/27 (Thu) やっほぅい

今日は予告通りいただいたイラストを自慢しまーす☆

（予告したからって許されるわけではない）





へへへ。






夏ごろ、死ぬほど忙しい時期に（←忙しいとやたら小説を書きたがる習性がある）勢いで書き始めてしまったＳＦ習作「テラス・コード」の表紙イラストです。

ついでにその頃ちょうど某薔薇で逆ハーレムのやつとか読んでたのでなぜか知らんけども少女マンガ的展開の小説書いてみたいとかわけわからんことを言い出して、

さらには趣味で古事記を下敷きにするという横暴っぷり。


おかげでＳＦというよりはファンタジーに近く、しかしながら、恋愛とか苦手な自分にはちょっとハードル高（ｒｙ


と、長々説明するよりも絵を見ていただいた方が早いっ！




拓平さまにいただきました。

「テラス・コード」の表紙イラストです！





じゃんっ☆















カッコイイ……！

ごめんなさい、嘘つきました。

小説のクオリティがイラストに追いついていません……orz



しかもさらにさらにラフなんぞもあったりなんかして、ほんとは全部さらってきたかったんですがそれはあまりにも厚かましいということで、かわいいラフは拓平様のブログでどうぞ☆（→「戯書堂」）





「テラス・コード」　自作


【あらすじ】
――生きなさい――
それは少女に遺された唯一の言葉だった。太陽を忘れた街で一人生きる少女が異形（オズ）との戦いの中で、自らに刻まれたコードを知る。





空想科学祭の練習用にと始めたエセＳＦ、エセ少女マンガ、エセファンタジー。

祭り参加のために放置したところ、書き方を忘れるという体たらく。



でも今回のイラストでやる気補充したのでがんばれそうです(´・ω・)９




で、もってせっかくの機会なので、ついでに軽く紹介なんぞを。

前半で書いたように　古事記＋ＳＦ＋少女マンガ　というカオス作品。

どうしてこの三つを混ぜようと思ったのかは永遠に謎。




と、いうわけでとりあえず人物紹介。人物はすべて古事記の神々からとっています。




主人公は「テラス」。イラストで右にいる金髪の女の子です。少女マンガの主人公は無条件で（←勘違い）みんなに愛されてればいいという偏見のカタマリから生まれた気苦労の多い少女。

モチーフは天照大御神（あまてらすおおみかみ）。強そうに見えるけれど、ちょっともろい。でも、決断の思い切りはいい。たぶん広義の天然。

武器は梓弓ヒルメ。大人しい性格の白塗りで美しい細い弓です。





その隣の黒い髪の子が「ミコト」。細身の癖にでっかい剣を振り回して闘う戦士系。要するに、ちょっとおバカさん。でも考え方は一番素直なよい子です。

モチーフは須佐之男命（すさのおのみこと）。一見クールだけど、実はいちばん熱いｗ

武器は万年反抗期の神剣トツカ。ひどく口が悪い上にマスターに逆らうという規格外の電子頭脳。




手前の子が「ヨミ」。典型的な腹黒美少年。口調は子供っぽく、顔も童顔。テラス大好きで、それを隠すことはない。

モチーフは月読命（つくよみのみこと）。柔らかそうに見えて実は冷酷。無邪気で残酷な子供のイメージ。

武器は無口な聖槍ハクマユミ。おそらくヨミが「余計なこと喋らないで」とか言ったのを忠実に守っているんだろうと思われる。




奥の美人な（笑）青年が「ツヌミ」。問答無用でストーカー。でも機械にはめっぽう強い。冷静沈着に見えてヘタレ（たぶん）。考え方が悲観的だが、最も常識人でもある。

モチーフは賀茂建角身命（かもたけつぬみのみこと）＝ヤタガラス。タカマハラでは結構な地位にあるらしい。





それからウズメはもちろん天宇受賣命（アメノウズメノミコト）、カノは思金神（オモヒカネノカミ）、タツとカラは天手力男神（アメノタヅカラオノカミ）。

ナギ・ナミはそれぞれ伊邪那岐（イザナギ）・伊邪那美（イザナミ）。


他には誰かいましたっけ？　ミナカヌシとかムスヒとかは、まだ出てないしまあいいや（えぇー？！

サルタヒコやヒノヤギも出したい感じだけど、物語はもう終盤だし無理かなあ―。



あとは岩戸プログラムとか開放系の詠唱呪文（？）とか、タカマハラとか……単語はだいたい古事記を探せば見つかります。





ＳＦを書こうと思った瞬間に頭をよぎった、「太陽を忘れた街」と「生きなさい」というフレーズが気に入って、そのためだけに全部の設定を作りました。

んで、太陽→アマテラス→古事記という三段活用。

安直……orz




遺伝子の話を入れたかったけれど、何の下敷きもない状態で説明するのはムリ。と、科学的説明を完全に放棄しました。しかも何も知らない主人公の一人称での解説は、小説初心者の自分にとって難しすぎる。

簡単な説明は入れてあります。

それ以上はオーガナイザーとか逆転写とかスプライシングとかレセプターとか、なんか面倒な単語を使う話になってしまうので、それ以上説明する気は毛頭ありません。

だって難しい話、読みたくないですよね？（汗

少なくとも自分は娯楽小説でそんな教科書的な話は読みたくありません（断言





地質学者をトップに持ってきたのは趣味です。自分が地質学者（の卵）だからです。

地質学者はすごいよ？　と言いたかったけれど、そんなひまもなく話が終わりそうですが。

いつか専門を主張する話を書いてみたいなあー



何より、理系の分野分類が難しすぎる。わかりやすい単語でと思ったけれどあんまりいい言葉がなかった。

本来なら、化学、生物、物理って分け方はナンセンスだと思うのですけどね。





ちなみに現在、思ったよりも敵が多くなってどうしようか迷っている段階です。

どうにかして、某週刊少年マンガみたいに、どうでもいいから一人につき一人の敵を倒せよ的な展開にもっていきたい。
（↑要するに今回も執筆に関して無計画☆）



実はこの話、小説家になろうには載せていないのですが、以前書きあげた自作の現代ファンタジーを下敷きにして書いてます。キャラクターとか。

それを書きなおす日はきっと一生こないと思いますが。




しかも実は今、話がかなりの佳境なので、ここで止めるのどうよ。と、思っていたり思わなかったり。




そのうえ、

書き終わってもないのに続編の構想があるという。



…………

……




でも、昨日からちまちまと続きを書いてます。イラスト効果はすごい！


拓平さま、本当にありがとうございました！